貧乏アンバサダーの日常

いらっしゃいませ。
艶子の部屋へようこそ。

貧乏なのでお茶すら出せませんが、
どうぞごゆっくりしていってください。

トラウマと子育て

こんばんは、晩ごはんも食べてご満悦な艶子です。



さて、艶子はよく息子を叱ります。
何度も同じことを言わせたり、しつこいことを何度も言い続けるのは
そういった月齢なのか、性格なのか。
多分しつこいのは艶子の症状と似てるので発達障害かもね・・と思ってます。
ほんと−に艶子は子供の頃からしつこくて、赤の他人でも本気で切れさせたこと数回。
そのぐらいしつこい幼少時代でした。
反復行動も得意なので仕事でも同じことを毎日繰り返すことはあまり苦になりません。
息子は反復行動は見られないので、その辺は大丈夫かなと思ってる。


あー、話が逸れたけど、
艶子が息子を叱ると『おこらないで!!』と息子は訴えてきます。
この言葉で毎回動きが止まってしまう艶子。
初めて息子にそう言われたのは、まだ3歳前の頃だったかな。
外出から帰宅後、何かで息子を叱った時に
『ママ!お願いだからおこらないで!!』と言った。


初めてこうやって言われたとき、あー・・そういうふうに言えば良かったんだ・・
と何故か思ったんです。
艶子は勿論息子への愛情はふんだんにある。会社でも頭のなかは息子のことばっか。
だから叩いたり、大声を張り上げて罵声を浴びせたりなんてことなどは一切ない。


艶子が親から虐待を受けてたとき、艶子は頭を抱え丸まって必死で耐えた。
泣き声を上げると髪をひっつかんで引きずり回されるから声は出さない。
丸まって丸まって頭を必死で抱えてた。
そのときに何故、おねがいだからやめて!と言えなかったのかなって、
何で何も言えなかったのかなって凄く思うんです。
恐怖しかなかったんだろうね。
就学前の子供がそこまでの暴力を頻繁に受けるんだもん。
お前はバカだ、お前なんか産むんじゃなかったなどの毒親テンプレの台詞も何度も罵声として浴びせられた。
突然暴力を振るわれても、自分が悪いとしか思ってなかった。
刷り込みって怖いね。
何もしてなくて、ストレス発散の道具にされてるだけなのに
お前が悪い。と言い続け暴力で押さえつける行為を長年受けていると
自分が悪いんだと本当に思い込んでしまう。
そしてね、艶子だけじゃない、虐待で亡くなった子供たちも絶対そうだと言い切れるのは、
それでも子供って、お母さんお母さんって言うんだ。


昔は、子供が言うことを聞かないから、躾だから、と言えば通用してた。
艶子は今でも母親を刺殺したい。本当に。
顔面殴り倒して蹴りあげて頭を思いっきり踏みつけてやりたい。
死ぬまで腹の中で抱えてるこの怒りを、どこへ持っていっていいかわからない。


子供を育ててると想い出すことがたくさんある。
艶子は、自分の息子にあんな酷いことできないって、切なくなる。


一生誰かを恨むのって凄くエネルギーがいる。
本当に毎日脳内で母親をフルボッコにしてる。これはたぶん癖になってんだと思う。
憎すぎて毎日思い出すんですよ。そんなことってある?


誰かザクザクに刺し殺してくれないかなー。本気でそう思う。


自分の息子のことは大事にしよう。
大事に大事に、育てよう。
インナーチャイルドで子供の頃の自分を頭のなかで育てようとしたこともあったけど
うまく自分が頭の中に出てこなかった。だからやめた。


艶子は絶対虐待なんてしない。